娘とふたり生活4日目は俺の実家へ帰省
実家は子供の自尊心を育むには最高の場所だった
実家はマイホームから市を2つ跨いだ場所にあって
行こうと思えば車で全然いける距離なんだけど、昨今のコロナショックで
母や婆ちゃんに何かあってはいけないと思って、これまでずっと行かないでいたんだ
久々の帰省と言うこともあり、俺の兄弟(おじさん、おばさん)まで実家で待っていて
実家についた瞬間にみんな外に出てきて大歓迎
そこから俺という存在は必要なくて、みんなが興味あるのは娘だけ
「可愛い」「将来はアイドル」「ウチに住もう」のサイクルを回して
とにかく褒めちぎる
聞かされるこっちは「おめーらいつまで言ってんだ」の耳タコ状態なのだが
実はこれ、最近よく耳にする『自己肯定感』を与えているんじゃないかと思うんだ
君は必要だ、大切な存在だ
そう言ってくれる人が身近にいて、しっかり言葉で聞かされるのは
子供が成長する上で、優しさや思いやりを育むための基礎になると思うんだよね
俺の経験上、優しい人間は優しくされた人間だ
だから俺は何も言わないし、これからも実家に行こうと思う
失うのは俺自身の存在価値だけなのだから
・・・。